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西洋では「ジャパン」と呼ばれる漆は、 実用と装飾を兼ね備えた素材として 古来より様々な細工物や工芸品に使われてきました。 漆の語源は「潤う」「麗し」によるといわれています。 印傳に施された漆は、時がたつほど色が冴え、 深みのある落ち着いた光沢になっていきます。
鹿革は一頭ごとに性質が異なるため、 染色にも多少の表情の違いが生じますが、 この天然素材の自然な風合いが個性となって ひとつひとつの商品に生かされます。 さらに、鹿革特有の角ズレの大きい部分を避け、 最良の部分だけを選び裁断します。